最初にアンコールワットを訪れた日本人 [アンコールワット]

◆柱に残った墨書き…何を思って書いたんだろう

柱.jpg

カンボジア・アンコールワットで見たかったもの。
それは、日本人としてここを最初に訪れたと言われる、「森本右近大夫一房」の柱の墨書き。

去年だったかテレビでも取り上げられていて、「実物を見たい!」と思っていた[ひらめき]
それは、第一回廊と第二回廊の間の十字回廊という場所にあった。

彼がここを訪れたのは1635年頃だという。
平家物語の「祇園精舎」がこの場所にあると信じて、大変な思いをして、
ここまでやってきた森本右近。

アンコールワットを目にしたとき、どんなふうに感じたんだろう。
この世のものとは思えない壮麗さに、腰をぬかしたんではないだろうか。
それとも、ただただ、敬けんな気持ちでひれ伏したのだろうか。

私が彼だったら…「やっぱり、祇園精舎はあった」と、胸をふるわせるだろうな。
そんなことを思いながら、彼がかつて立っていたであろう柱の前に立ち、墨書きをじっと見る。
意味はわからないけど、なんだか伝わってくるものがある。

アンコールワットがひとりのフランス人学者の発見により、
世界の人々に知らされたのは1860年。
森本右近大夫が訪れてから約240年間、密林の奥深くで眠り続けていたとは……
興味はつきない[ぴかぴか(新しい)]

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